サイズが大きいので削りカスの量がハンパではありません♪

前々回の1/3攻撃が予想以上の反響だったのに味を占め今回は懲りずにそのバリエーションで攻めます(笑)。 当時、業界に漂ってた連作の流れ、 立ちポーズ→しゃがむ(座る)→寝そべる、に従い(笑)今回は座らせます。まず、前作の「ともみ」を一体分注型します。 これを適当なところで切り離しては接ぎ合わせ、膝を抱えて座ったポーズで組み直してみます。

この段階ではポーズとボリュームの確認を優先するので、パーツの合いやスキマは気にしません。 パーツ同士をハリガネでつなぎ合わせて干渉する部分を削りながらポーズを決めていきます。 このフィギュアの重量感を思い出しながら・・・。

イメージに近づいた部分はポリパテを盛ってとりあえず繫いでしまいます。 角度を固定しておきたい部分にもパテを点付けして仮止めしておきます。 なるべく距離をとって全体のバランスを確認します。 少しでも気に入らなければ仮止めを外してやり直します。

いろいろな角度で何度も確認します。 大体のポージングが決まったら次へ進みましょう。 もう2回目なのでさすがにこのサイズの扱いにも慣れてきました。 で、作業のスピードがちょっとだけ上がってまス♪。 どんどんいきましょう。

どうも上半身の服のボリュームが大きくゴツイので、一旦すべて削ってしまいます。 今回は夏のイベントに向けた物なので、薄着の「夏」バージョンにする事にしました。 むき出しになる腕はさすがに作り直しましたが上半身はキャストの塊をひたすら削りました。 サイズが大きいので削りカスの量がハンパではありません♪

細部のディティールも付けていきます。 キャスト→ポリパテ→サフェ→ポリパテ、と修正を繰り返すので表面がまだらです。 見にくいようなら一旦サフェを吹いてしまいます。

「夏服」も同時に作っていきます。 薄く、軽い感じになるように表面のシワや凹凸を付けていきます。 今回は背中から風を受けて「うたた寝」してるイメージなので、服も風をはらんだ軽い感じを意識します。 玉ねぎサイズの頭(!)を支える為に首から伸びたネジリ針金がシュール♪。

設定画では首や脇が大きく開いた服なので、上半身のディティールも入れていきます。 この時点で腕は右肩から左肩までが一体です。 このままでは作業性や精度に問題が出そうなのでそのうちどこかで分割しましょう。

髪は前回の物をベースに修正していきます。 頭の向きを大きく変えているので髪の流れもそれに合わせます。 白いところがオリジナルのウレタン部分なのでかなりの修正を加えてます。

スカートはポーズの関係で上から一体で被せる事が出来なかったので、前後で分割します。 このパーツはポリパテでゼロから作り起こしました。

何度も仮組みしながら全体のバランスを整えていきます。 一通りの造形が終わったら、複製・注型の為のパーツ分割と仕上げに移ります。

一通りのパーツを分割して仕上げを終えたところです。 ウレタン樹脂とポリパテのカタマリなので重い重い。 材質がもろく髪の毛やスカートの先端は、作業中に落として何度も欠けました。 例によって左上はサイズ比較の為のCDです。 (これしかCDがない訳ではありません♪)

そのCDにローファーを載せてみました。 デカイです。 この後、複製用に全てのパーツのシリコン型を作り、注型したものに下地処理をしますが絵的に面白くない(笑)ので省略。
ただし今回は当日の朝、現場の駐車場でスプレー吹かずに済みました(笑)。

で、いきなり塗装&組み立てになってます。 下地はソフト99プラサフ+ベースホワイト。 肌色はクリヤーオレンジを基本にクリヤー系の暖色を薄く塗り重ねます。 今回もサイズがデカくて重いので、下から順に塗っていきます。 (持つだけで疲れるので、塗ったパーツは持ち上げなくてもいいように♪)

どんどん「積み上げて」(笑)いきます。 左右繋げて作っていた腕は手首で分割しました。 このフィギュアはサイズが大きいので、あえてシャドーは控え目にしてます。 この写真みたいに勝手に影が出来るので。

イベント会場での完成品です。 髪のおさげの根元に青いリボンが付くのですが間に合ってません(笑)。 ただし今回は当日の朝、現場の駐車場でスプレー吹かずに済みました(笑)。

2度目の出品ではリボンを付けています。 保管が少々雑だったので、大きさの割に薄い「夏服」のパーツが少し変形してしまいました。