004 電動ガン MP5K(PDW)高速連射への道!01

遊びの道具としては凄くよく出来てる。さすがマルイ。

10年ぐらい前にガンマニアの友人がコレクションを整理するから、とマルイMP5k「クルツ」をくれました。・・・でもワタシは東京CMCの「ナショナルマッチ・ブローバック」からのモデルガンファンなので、ガンの中のモーターとギアを電池で回すって事にどうしても抵抗がありました。 なので当時はエアータンクから電動の流れに乗れずにサバゲーにも参加していない時期でした。 でもコイツをイジッてみてビックリ! 遊びの道具としては凄くよく出来てる。 さすがマルイ。

ただ、電動仕掛けとなればラジコンマニアのカスタム魂が黙ってません(笑)。 で、短期学習と市場調査の末に買い集めたのがこのパーツです。 まず何はともあれアルミフレーム♪。 機関部カスタムのコンセプトはズバリ「高速連射」。パーツチョイスは高速化とフリクション低減の方向で揃えました。 イメージはコンパクト&ハイスピード。 コレ全部で6万円以上! GUN用パーツは絶対高すぎ!。

欲張って20mで10cmの集弾性能も目指します。で、「タスコ」の鹿撃ち用3-9×40スコープを用意。 見易い十字レティクルでラバーコーティングの全天候型。 ノーマルで110mmのインナーバレルをMC51用の285mmにする為にアウター代わりに使うサイレンサーも購入。 こちらは戦闘的なデザインとマルイ用アダプターでガッチリ固定出来る事からKSC「ソーコム」サイレンサーをチョイス。

まずは高速連射のスタミナを確保する為にバッテリー容量を増やします。 「PDW」のストックを用意してこれを追加バッテリーケースとして使います。 クルツとPDWは当時ニッカド600mA(Ni-MHは1,100mA)のいわゆる「ウナギ」バッテリーしか搭載出来ません。が、ストックを使う事で単3型バッテリーをレシーバー部と合わせて10本搭載できます。 製作当時は1,000mAニッカドと1,600mAニッケル水素を選べましたが扱い易いニッカド(SONY製)を10セル搭載して12Vにしました。

ストックは左右を真ん中で合わせたモナカ構造になってます。 コレを丁寧に分割して基部のダイキャストパーツと合わせて三つに分けます。 位置決めと固定の為のダボやロールピンがバッテリーと干渉するので、フランジを残して全て取り除いてしまいます。 単3型セルを上に3本、下に2本直列に並べて配線します。

ストックの再組み立ての接着にはABS樹脂用の「サンアロー」を流してガッチリ溶着してます。 またストック後端部はメンテナンス用に、バットプレート風のフタ状にカットしてます。 バッテリーには用心の為に厚手のヒシチューブを巻き、万一に備え配線の途中にヒューズも入れました。ストックの中でバッテリーが暴れないようにスポンジを挟んでフタをします。 フタをネジ止め出来るように本体のフランジ部分にABS板を接着してます。

フタを閉めたところです。 固定は3×4mmのサラタッピング4本で。 上端に付いているゴム足は、ストックを畳んだ時に本体にバチンッと当たらない様にする為のものです。 これでストックが6v/1,000mAhの追加バッテリーケースになりました。

バッテリーのエネルギーはココから取り出し、ロック機能付きコネクター「ロッキー」で本体と接続します。 こういった配線関係の小物やビス、ナットに困らないのがラジコンマニアの強み。 因みに配線のワイヤーは全て米国「NOVAK」の16ゲージシリコンコードです。 露出する部分は黒で統一して目立たない様にするのがポイントですが+-を間違えないように。

ここちらは本体側。 レシーバー上部にも単3型を5セル入れてます。 5セルでもノーマル8,4Vウナギより全長が長くなるので干渉するコッキングレバーを取り除きフレーム先端まで使います。 細い単3型とはいえフレーム先端の内径がギリギリなのでココは収縮チューブを巻いてません。 先端のプラス側配線はスペースが無いので、フレームに穴を開けて一旦外部に取り出します。 これをインナーバレルに沿ってメカBOXへ戻します。

後端のマイナス側はストックとの接続用コネクターを経由してモーターへ繋ぎます。 本体側バッテリーはエンドキャップを外すだけで取り出せるように両極ともギボシコネクターで接続してます。 コネクターはラジコン用として一般に流通してるタイプでは大き過ぎるのでコレは「カー用品」で売ってる中から選びました。(DC12V対応なので安心)。

振動による外れ防止でモーターへは直接ハンダ付けしたかったのですが整備性を考えてこんな風にしました。 ノーマル端子をカットしてワイヤーを横からハンダ付け。 更に、一度外した端子は爪が広がって緩くなってるのでラジオペンチ等で軽く潰しておきます。 ついでにタミヤの接点グリスで火花防止♪。

装着するとこうなります。 このモデルはモーターがフローティングマウントでフレーム内のギアBOXとモーターの位置決めは「勘」に頼ります(笑)。 見えないバックラッシュをイモネジで調整するなんてムリです。 特にカスタムモデルのバックラッシュはシビアなのでモーターの固定方法も含めて対策を考えましょう。 分解ついでにモーターブラシはトリニティーの5×4をカットしてピッグテールをダブルにしてます。

これは内部パーツ交換済みのメカBOXです。ヘリカルギアは歯厚が薄くても噛み合せの幅を大きく取れるように歯が斜めに切ってあります。 なので過大なトルクが掛かるとギア同士が斜めにズレようとして軸やメカBOXが歪みます。 これによって歯の掛かりが浅くなり結果としてギア舐めや軸受けが破損します。(実は一度12V,2,400mAの組み合わせでコレをやっちまいました)。なのでコイツにはハイスピード型の「平ギア」を入れてます。特にトルクのかかるセクターギアの軸受けはオイルレスメタルのままです(瞬着固定)。

もうひとつの課題、命中精度を上げる為に本体の「剛性」を上げます。 ノーマルもそうですがこのアルミフレームは銃身に当たる部分が大きく切り取られて省略されてます。 これがフレーム剛性を落としているので補強を入れます。 フレーム先端で左右を固定するビス穴を利用してまずアルミのブロックを固定します。 このブロックがハマるようにフレーム内側を削ります。

これがアルミのブロックです。 フレームとフロントサイトを繋ぐ補強プレートを固定するためのベースになります。 プレート固定用の二つの穴には3mmタップを立てておきます。

プレートを渡すフロントサイト側もまずはガッチリフレームに固定します。 サイト内側に切り込みを入れたダイキャストパーツ(ノーマルのピストンヘッド用パーツがピッタリ)をはめて両側からタップを立てます。 このパーツの周囲に出来る隙間にフレーム先端を差込み、サイトごとキャップビスで締め付けます。 これで、フレームが割れない限りまず外れないでしょう。 (フロントサイトガードの上半分が無いのはスコープと干渉する部分をカットしたため)

フレーム側のブロックとフロントサイトを連結するプレートを作ります。 フロントサイト下側にUの字の鉄板を当てて、アルミブロックから伸びるプレートに溶接してます。 フロントサイトの微妙な角度がアウターバレル(サイレンサー)の取り付け精度に影響します。 そこでこのプレートのアルミブロック側は長穴にして微調整出来る様にしてあります。 またプレートや取り付けビスがフォアグリップの内側と干渉しない様に注意します。

フレームとストックの取り付け強度も上げるため、エンドキャップをビス止めにします。 フレーム後端に30mm程の深さで穴を開け、3mmのタップを立てます。 両側を加工して3×25のキャップビスでガッチリ固定します。 フレーム側の板厚にはまだ余裕があるのでココのビスは4mmに替えるかもしれません。

サイレンサーはアウターバレル代わりに使うので、バッフルはインナーバレルの位置決め用に前後だけを残して取り出してしまいます。 コレの固定はスプリングのテンションで。

セミオートで無風状態なら100円ライターヒット率80%以上でした

全て装着したところです。 写真の状態で12V&1,000mA、総重量約3kgですがサイレンサーを掴んで持ち上げてもビクともしない強度です♪。 これで命中精度も安定するでしょう。 試しに屋内で25mの距離がとれる場所でスコープ調整を兼ねて撃ってみました。 距離20m、セミオートで無風状態なら100円ライターヒット率80%以上でした。

カスタムついでにホップ調整レバーを延長しました。 オリジナルはホップ調整の度にフォアグリップを外さなければならず、めんどくさいので。 アルミ板の上、折り曲げた部分だけがグリップ上端に出るようにしてます。 フォアグリップ内側はこのレバーに干渉するので板厚分の1mmだけ削ってます。

更におまけで、ベタッと埋まってた排莢ポートを開口してみました。 今回ピストンヘッドをアルミ製に交換したのですがポートを開けてしまったお陰で作動音がウルサイ。 ここ開けたのはちょっと失敗でした。 (別にゲームに使う訳じゃないから、い~か。) せっかくだからM4シリーズのようにメカBOXとフレームの隙間にダミーのボルトを入れる予定です。

次に高速連射の主役?多弾数マガジンを作ります。純正マガジンは最大で240連射です。これにショートサイズ1本分をプラスして装弾数を増やします(写真右端が増量分)。 内側を切り取り、ABS板を組んだ箱で繋いでBB弾の通路を作ります。 コレをゲームで実戦テストした際(GUNは買い足したノーマルのPDW)木の根っこに当たって分解してしまったので、強化しました。 上下にナイロンストラップを巻いて固定、更に幅の広いベルクロベルトを全体に巻きます。 これでゲームにも使える強度になりました。

更にこの中にはスプリングで昇降するフォロアーを仕込んで装弾数450発を実現しました。 写真では分かり難いですが一番奥のマガジンの白く見えるのが可動式フォロアーです。 マガジン上部の穴からローダーの棒を使ってフォロアーを押し下げ(写真右方向)てBB弾を入れます。 残弾が減るとスプリングでフォロアーが持ち上がってBB段を給弾口まで持ち上げます。

ガンに装着したところです。イメージは「CQB」なんですがせっかくのタスコスコープがチグハグです(汗)。 サイレンサー付けて屋内戦闘するのに9倍ズームスコープってのも・・・。いずれ小ぶりなダットサイトに載せかえます。 給弾は真ん中のマガジンからなのでガンを置く時に安定します♪。 ・・・・ただ450発全てを撃ち切る為にはゼンマイを数回巻き上げなければなりません。 うーん、それって450連射って言わないでしょ・・・。

で、マガジン第2弾。 電動巻き上げ1.700連射(!)。 電動用のギアBOXを色々探してみたところ、タミヤのウォームギアBOXが良さそうです。 260モーターと単3電池2本でマガジンのゼンマイを短時間で巻き切るトルクやギアBOX自体が小型である事がチョイスのポイントです。 電動巻き上げユニットが最小限になるようにデザインします。 奥のスパーギア下の給弾口へ向けてフロア全体を傾斜させてます。

ゼンマイユニット、ギアBOX、電池BOX、純正マガジンを最小限にレイアウトし、1mm厚アルミ板で組んだフレームで固定します。 銃本体との接続用の純正マガジン部分は力が掛かるので2.5mm厚のFRP板に固定したアルミブロックにガッチリビス止めしてます。 スイッチコードはフランスのサープラスショップで買った「KEENRAY」とか言うインチキ臭いフラッシュライトのものをもぎ取って使ってます。

アウターケースは自作するのが面倒だったので百均で売ってたペン立ての仕切りをカットばして使ってます。 BB弾の収納スペース内側には防音の為に1mm厚のウレタンを貼ってあります。 ギアBOXのレイアウト上、モーター横がデッドスペースになってるのでココに前回の450連マガジン同様に昇降式フォロアーを仕込むつもりです。 完成すれば装弾数は2,000発を超えるでしょう♪。

GUNに装着したところです(別のクルツ)。 このコンパクトさで1,700連射です。 しかも電動イッキ撃ちが可能です。 ただし全て撃ち切るには発射しながらモーターを回す必要があります。 スイッチ操作が面倒なので発射音に連動する「音センサー」併用式にする予定です。 また、やっぱりアウターケースがカッコ悪いのでソレっぽいデザインで作り直そうと思ってます。

ところで、1,000mAとはいえ12V+ハイスピードギアの組み合わせだと30発/秒ぐらいになります。この為ノーマルスプリングでは伸び速度が遅くギアがカジッてしまいます。 なのでバランスを取るためにシステマM90スプリングに交換してます。結果として少々パワーが出すぎてゲームには使えませんでした。そこで今回、法規に適合するパワーにする為にも8.4Vにしてノーマルパーツに戻します。で、UFCのニッケル水素バッテリーを用意します。これをレシーバーとストックに7セルづつレイアウトし並列につないで8.4V、3,000mAの容量にします。

レシーバー側のバッテリーもNi-MH1,500mAに入れ替えます。 こちらはフツーの「スティック」タイプでOKですがバッテリー2本分を並列配線するのでワイヤーの取り回しに工夫が必要です。 メカBOXも一旦バラしてギアとスプリングを標準品に交換します(給排気系はそのまま&軽くオーバーホールします)。 これで法規適合パワーになったのでゲームにも使えるようになりました。

コイツの製作時からフロントサイト周りの固定をもっとシンプル&確実にしたいと思っていたので、ライラクスの「レールスリーブ」を装着してみました。アルミフレームと組み合わせると先端までガッチリ剛性が上がります。が!マズルにサイレンサーアダプター用のネジが切ってありません!・・・なんで?、使えねェ~!!。(何年間も)コレ付ければサイレンサーをガッチリ固定出来ると思ってたのでかなりの衝撃(笑)でした。なので別の方法で固定します。まず写真のKM製サイレンサーアダプターを用意します。(エチゴヤ新宿店が品数豊富♪)

マズルパーツにアダプターをセットして、ボール盤で左右に2.5mmの穴を開けます。 次にマズルパーツの穴だけにホロービス用の3mmのタップを立てます。 中のアダプターは2.5mm穴のままにして、ホロービス先端の位置決めに使います。

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