008 サーキットデビューへの道(北京編)03

そうそう、ネジレシャーシのついでにタミヤのスーパーショートダンパーもジェネティックから移植してみました。前後ともダンパーステーのビス穴を開け直して8mmダウン。この効果もあってかインリフトすることなくコース全域で常に安定しています。3.5ターンブラシレス全開のストレートからのフルブレーキで、タイトコーナーの通過速度も確実に速くなって実に楽しいです♪ひさびさの絶好調で気を良くして、10周ほど走った時。「ボールデフが滑ってる?」

しばらくメンテしてなかったので「デフナットが緩んだか?」と、そのままゆっくり1周走ってマシンを回収しようとしたんですが。10mほど進んだところで完全にストップ、回収に向かいます。すぐにピットに戻ってメンテを。構造は単純なくせにバラすのがメンドくさいバラクーダの駆動系。スルスルに滑ったリアデフを開けてビックリ!デフが「とけて」やがるっ!?ボールとの摩擦で高温になったデフリングがデフキャリアに喰い込んで「溶着」された状態に!マジか。16年前のマシンは最新のパワーに耐えられないのか?このパーツはスペアも使い切ってしまったので、今日はココで終了。帰宅後に開けてみたフロントも同様に「溶着」状態・・・。う~ん。さあ、どーする??

北京でラジコン始めた時から新車「BD8」を買おうか迷っていたので、この機会に逝っちまうか?とも思いましたが。ワタシはやっぱりシャフトが好きなので、バラクーダ復活への道を選択。で。まずはフロント、リジッドアクスルを自作(!)します。いくつか持ってきたバラクーダ純正のアルミ製ワンウェイを大改造します。キツく圧入されたワンウェイベアリング4個をあの手この手で抜き取ります。次にこの内径にドンピシャだったヨコモ製ピニオンの「首」に4mmの穴を開け直してからブッた切り、圧入。この時、セットビスを使えるようにワンウェイハウジングにも3.5mmの穴を開けておきます。

純正のワンウェイ用ドライブカップを装着してセットビスで固定すれば、フロント用のリジッドアクスルの完成です。そしていよいよリア用の「熔けない」ボールデフ、制作開始でふ!

バラクーダを持って北京に来る時、スペアがひとつしかないジュラコン製デフキャリアの代替品にと用意したのがコレ。YR-4(!)用の鉄製デフキャリア。YR-4の数あるバリエーションの中から2種類を。20年の時を超えて、ついに出番がっ!ただ。・・・今回初めて気が付きましたがコイツ、古い大径サイズのデフリングしか装着できません。でもこの大径デフリングではバラクーダのベベルギアに収まらず、そのままでは使えません。

色々考えた末、デフリングの外周を削って小径化する事に。でも、デフリングって想像以上に硬いッス。棒ヤスリでは歯が立たないのでベルトサンダーでチマチマと削り込んでいきます。これでバラクーダのベベルギアに装着できる特殊サイズのリングが完成です。

あとはコレを組み立ててバルクヘッドに装着します。べべルギア同士のバックラッシュはデフ用のシムを左右に挟んで慎重に調整します。この「鉄デフ」。幅方向の寸法がバラクーダ純正よりも短いので調整用のシムを大量に使用します。持ってきた20数枚のシムを全部使い切ってしまいました。でもこれでゼッタイ熔けない全金属製デフ(ギアは樹脂♪)の完成です。

(たぶん)2001年に買ったこのバラクーダ、まさか北京のサーキットで活躍する日が来るとは。でも、ESCやモーターが進化し過ぎてセッティングがよくわかりません。グリップがいい時でも突然腰砕けになって「巻いて」しまったり、どアンダーだったり、イマイチ動きが読めません。最新欧州車の地元勢に追い着かれる度によけるのも大変だし。チョーシこいて飛ばすとヒットして貴重なパーツが逝ってしまうのでビクビクしながら周回します。

で。実は8月にサマソニを見る為に帰国した時にコレ、買っちゃいました!ずっと迷っていた「ヨコモBD8」を今さら(笑)。異国の地でメンテに困らないように大量のスペアパーツも一緒に。久びさに再開した電動ツーリング。結局プロポ一式とモーター・バッテリー、クルマ。全てを現行品にリニューアルしてしまいました。北京に戻ってコイツをソッコーで組み立てます。ついでにプロトフォームの軽量ボディーも新規でペイント。いつでも出撃出来る状態に。ただ。それ以降もライブ参戦が続いたので、1回もサーキットには行けていませんでした。が、10月下旬、ついにコイツの出番が!!

このプロトフォーム「LTCR」ボディー、シャーシへの搭載はいま流行り?の「前寄せ」に。ワタシがその効果を実感出来るかは疑問ですが、約5mm前にずらしてカット、穴開けしてあります。いつものフレアーパターンをブラシで吹きましたが、後部は黒ではなくブルーメタリックにして「新車感♪」を出してみました。シャーシのセットは全て組み説の標準通りで、3.5ターンと160Aを組み合わせました。
久々に気合い入れて♪塗ったボディー、初日のクラッシュで破れてしまうのもイヤなので。まずはバラクーダで使っていた3レーシング製のボディーのポスト穴を開け直して「新車」のBD8に搭載します。

で。・・・さすが最新のハイエンド、いきなりチョー安定して周回出来ます。スゲー静かだし。この状態で5,200mAhバッテリー2本分、慎重に慣熟走行してからボディーをプロトフォームに交換します。
・・・!!このボディー、スゲー速いんですけど!特にインフィールドの細かい切り返しがメチャメチャ速いっス。いやぁ、LTCR、定番になる理由がちゃんとあるんですねぇ~、ちょっと感動。で。チョーシこいて飛ばしていたら、バックストレートでフェンスにヒットして。動きが変なので回収すると。あ~あ、フロントドライブカップを割ってしまいました。この日、このパーツを左右両側破損してしまいました。う~ん。コレ、このクルマのウイークポイントかも?

2017年12月の始め。BD8 2度目のサーキット走行を楽しもうと、いつものインドアサーキット「インコムアリーナ」へ。・・・ところが。入り口のドアはロックされ、横に大きな張り紙が。状況がよく分からないので、同行した中国人の友人に店長に電話してもらいました。
少し前。北京で大勢が犠牲になる火災事故がありましたが、その影響で消防の監査を受けるために閉鎖しているようです。これが済むまでは営業できないそうで、当然今日も遊べません。
う~ん、どうしよう。
北京には他にもラジコンサーキットがあると聞いていたので調べてみる事に。

ネットで調べてもよく分からないので、まずはラジコン屋に行って聞いてみる事に。
少し遠いけど屋外サーキットがあるらしく、店長が電話してくれました。「今日は営業してるってさ。いま、お客さんは一人しかいないって」だって。さっそく行ってみると、ありました!って、なんかデカくないか?

1日分の走行料は100元(約1,700円、やすっ)、走行前にいろいろ偵察♪して状況を把握します。小さいショップが営業していますが、そこには1/8レーシング用のボディーがチラホラ。エンジンカーも走れるんだ、デカいわけだ。見た感じ路面も良さそうです。
かなり立派な操縦台の反対側を覗いてみると、

げっ、オフロードコースもあるじゃん!しかも全面カーペット路面。なんだよ、もっと早く知ってたらバギーも持ってきたのに(これからの季節、北京の屋外サーキットは寒くてムリだからね)

さっそくピットテーブルを確保して準備します。ただ。朝からのドタバタで昼飯がまだなので、まずはなにか食べたいっス。でも近くには店は無さそうなので、ショップのおねーさんに聞いてみます。ここでビックリ!このねーさん、日本語が話せます!なんかいろいろとスゲーな。で。マクドナルドのデリバリー(中国では普通)でいい?って言うので注文してもらいました。
休日に日本語が通じる立派なラジコンサーキットでマクドナルド食べてるって、北京恐るべし♪楽しい。

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