
東京マルイ製をはじめ、電動ガンはラインナップが豊富で様々なモデルを選べます。写真は全て電動ガンのカスタムです。P-90は昔トイテックのガスガンを買い逃してからずっと欲しかったので、マルイから発売されたものをすぐに購入しました。コイツはマガジンの給弾性を除いて、電動トイガンとしての完成度が非常に高いです。MP5Kクルツ系は小型軽量なので結局ゲームではコレばっかりになってしまいます。 が。やっぱりワタシは左の「M4/16系」が好きなのでモデルガンを含めてコレの数が増えてしまいます♪

このM4、マルイのSシステムではなくパーツから組んだフルカスタムです。 レシーバー&アウターバレル、レールシステム等の外装はフルメタルで大型バッテリー用ストックを装着してます。内部はトルクギアとM80スプリング・TNコートシリンダー&バレルを強化型メカボに組んだ耐久仕様で、ノーマルよりもパワー無い(笑)です。樹脂パーツはオリーブ系カラーにしてますが、最近レシーバーやレールも含めてデザートカラーに塗ってしまおうか迷ってます。

コレはクレーンバッテリーストックやニセACOGスコープを載せてPMC(民間軍事会社)風にコンパクト化したものです。コレもレシーバー、外装品がメタルのフルカスタムです。強化メカボにフェニックス「ハイプロテクションギア」とM90スプリング、TNコートシリンダー&バレルを組み合わせて平均出力は0,9J。この2挺はゲームでの使用も考慮して取り回し優先のコンパクトサイズにしています。・・・が。使い勝手よりも見た目重視のフルサイズライフルが、やっぱり1挺欲しいです。そんな訳で、バイポッドを装備した今風のカッコいいスナイパーライフルの制作開始♪

マルイの電動ガンはメカニズム的には既に完成していて寸法を含めた構造、パーツ形状等が電動ガンの「標準規格」として定着しています。様々なアフターパーツメーカーからも「マルイ互換」のパーツが山のように発売されています。 カスタムガンを目指すならアフターパーツを中心にして1挺組み上げた方が結果的に効率がイイのはタミヤの入門用ラジコンに似てます(笑)。コレは今回のスナイパーカスタム製作の為に用意したパーツです。

今回アッパーレシーバーは角ばったタイプにしたかったので、キングアームズの「VLTOR MUR-1」をチョイス。フロントキットはフルレングスURXと(もちろん)20inフローティングバレルの「ナイツ」タイプ、こちらはG&P製。ワタシはハンドガードをデルタリングで固定するのは嫌いなので、ネジ込み固定のコイツにしました。どちらも決して安くはないですが、昔「シェリフ」のガバ用削り出しフレームセットが高すぎて買えなかった事を思えば、まぁリーズナブルです。ただしどちらも鋳物なので切削品に比べるとエッジがかなり甘く、レシーバー表面には僅かに湯ジワも・・・。ストックは今の時点でどのタイプにするか決めてないので、じっくり選んでまた後で。

この2点が今回の目玉?パーツ。 台湾「PGC」製のアルミ削り出しメカボとフェニックスの「ハイプロテクションギア」のトルク型セットです。 ギアはPMCカスタムで実戦投入済みなので、今回も制式採用(笑)。 メカボはチャンバー一体の組み立て式で妙に精度がイイです。 完成後も上下レシーバーに組み付けたまま分離出来る(!)そうです。

さっそくメカボを組んでいきます。軸受けには全て7mmベアリングを入れておきます。このギア、クリアランス管理を排除する為に圧入軸シャフトに被せたコイルスプリングで位置決めします。実際にはスプリングのテンションが弱いのと、コレのスペースを確保する為に軸シャフトの保持剛性が弱そうなのが気になりますが・・・。あと、このギアボックスとの相性はイマイチで、付属のシムだとスパーとべベルがメカボと干渉します。なので、結局全ての軸のシムを0.1mm刻みで調整(笑)して軽くまわる様に。スイッチアッセンブリーはシステマを加工して装着、逆転防止ラッチはライラクスの焼結ハードタイプ。

次にメカボのアッパー、ポンプユニットを組み立てます。せっかくの20inバレルなのでインナー長は500mmにするつもりですが、まだ準備出来ていないので手持ちの370mmTNバレルと穴開きシリンダーを仮組みします。これに、メカボキットに2本付属する内の弱い方のスプリング(M80)を組み合わせた「最弱仕様」から始めます。スプリングガイドはフェニックスのポリカーボを。この時メカボの構造上シリンダーを先にハメ込んで、後方からピストンを入れなければなりません。が、ピストンのガイドレール先端にピストンヘッドが干渉して組み込めないのでその部分を最小限削ります。

ここでメカボの上下を合わせてみますが、各部のネジを締め込んだ事で微妙な反りや歪みが出てます。 これによって先端のハメ込み(赤丸部分)がキツくて後ろ側にスキマが出来てしまいます。ココが合わないとリアテイクダウンピンを通せないので、スキマがなくなるように先端部をリューターで削ります。左右のメカボで挟むタペットプレートも動きが渋いので幅を0.3mmほど削りました。その他の部分もピッタリ合うように慎重に摺り合わせをします。可動部はセラミックグリスで軽く動くように♪ギア同士の潤滑だけはモリブデングリスを使います。

このメカボの売りのひとつ、分解時に逆転防止ラッチの解除を外部からワンタッチで出来る仕掛けです。マガジンハウジング内側からメカボ右側の赤いレバーを押し込むと、複雑なリンクを介してラッチを押し下げ解除します。リンクやスライダーはアルミ削り出しでアルマイト処理済み。まぁ、よく設計したもんだ。 トリガーはライラクスのアジャスタブルタイプを装着。

さらにこのメカボの最大のウリ、「セパレート構造」によってポンプユニット側のスプリングやピストンは完成後も簡単に取り出し&交換が出来ます。メカボのテイクダウンなんて必要か?って思ってましたが、今回の様に初速の調整で何度もバラす時には確かに便利です♪ただ。キングアームズのレシーバー内側にはマルイ純正には無い独自のギミックが付いていて、このギアボックスだとココが干渉してしまいます。 コイツは、ホップ調整時に後方でロックしたプレート状のダミーボルトをボルトリリースと連動して閉鎖できる仕掛けです。

このギミックが無くなってしまうのは残念ですがギアボックスが納まらなければ始まらないので、リューターで削り取ってしまいます。写真では後ろ側の出っ張りだけを削ってますがメカボックスのアッパーも干渉するので、前側の出っ張りも削りました。これでギアボックス自体はレシーバーに納まりましたが例のラッチリリースのレバーが全力で干渉してます。さらに削るにしても量が多いので、とりあえずここではレバーを外して先へ進みます。

メカボを組み込んだ状態で上下レシーバーを合わせるとかなりキツくなります。ロアレシーバー後端内側、ワイヤーの通路部分にある角をリューターで削りメカボとのクリアランスを拡げます。 さらにアッパー後端、上下レシーバーの勘合部分もキツ過ぎるので一回り削っておきます。これでひとまず、メカボックスがレシーバーに納まりました♪

ただ。前後テイクダウンピンやトリガーピンの穴位置はほぼピッタリ合うようになりましたが、マガジンキャッチ用の軸穴位置がかなり下にズレてます。さらにこの部分のメカボ形状がややタイトでマグキャッチのリターンスプリングのクリアランスが足りません。そこで、まずそのクリアランスを確保する為にメカボの一部を軸穴より一回り大きく削っておきます。全てパーツから組むフルカスタムなので覚悟はしてましたがメーカー毎の相性の悪さが予想以上に大きいです。が、まぁその調整も楽しみのうちだと割り切って進めましょう♪

メカボの軸穴を削って位置を調整するのは面倒なので、マグキャッチの軸を細く削って対応します。ココは強度のあるスチールパーツを用意してましたが鉄を削るのは大変なのでジャンク箱からどこかのアルミ鋳物製パーツを引っ張り出します。軸の上半分が全体に1mmほど下がるようにヤスリでひたすら削ります。 加工後に仮組みしますが、作動は良好で特に問題なさそうなのでコレをそのまま使います。

この時メカボを取り出したついでに、この部分に細工をしておきます。 スペースの関係で、スイッチからくるワイヤーの一本がモーターピニオン用軸穴の脇を通ります。 これが穴にハミ出すとモーターを着脱する時にピニオンギアのエッジに引っ掛けて傷付けたり、モーターが抜けなくなったりします。そこでメカボのワイヤー通路に穴を開けて2mmのタップを立てます。ここにビスをネジ込んで、その頭でワイヤーを壁際に固定してしまいます。これで穴からワイヤーが覗く事はありません♪

ここまで出来たところで一旦全てを組み付けて、作動確認してみます。まだストックがないので電源用ワイヤーに直接リポバッテリー(7,4v/3,200mh)を繫ぎます。まずはAUTOポジションでトリガー(スイッチ)ON。トルクギアなのでサイクルはゆっくりですが軽快に作動しています。が。トリガーストッパー(セイフティーレバー)の動きが渋くて戻りが悪く、セレクターを一度SAFEポジションに入れてしまうと2度とトリガーを引けなくなってしまいます。セミオートのキレもイマイチです。再度バラして調整します。

スイッチ接点とトリガー周りを調整して再度組み上げますが、バラしたついでに例のリリースレバーを取り付けます。レシーバー側は干渉しそうな所を全て削り落としてラッカー塗料のマットブラックをブラシで吹いておきます。ところで、このメカボ。G&P製のレシーバーセット対応らしいんですがこっちの方が5,000円ほど安かったので迷わす買ったのが苦労の始まり。キングアームズのキットがこんなになってるなんて知らなかったので・・・。さらに念のためにレバー側も1段削っておきます。仮組みして確認、特に干渉せずに機能してます♪

ここでフロントキットとインナーバレルも組み付けます。メーカーが違うのでレシーバーとバレル固定リングの接合部のネジサイズの相性がイマイチです。妙に緩くて、強く締め込むとバカになりそうなのでオス側に配管用のシーリングテープを2回ほど巻いておきます。(エアータンク時代みたいで、なんか懐かしいです♪)バレル固定後URXとレシーバーそれぞれの上面レールがピッタリ合うように慎重に締め込みます。また、ガスパイプ(ステンレス棒)を差し込む穴もズレているので棒の先端を削って調整します。ピカティニー規格のはずのレール幅も、両者でビミョーに違います。まぁ、「オモチャ」のアフターパーツなんてこんなモノか?

アッパーレシーバー側の小物パーツも組み付けますがここにも色々と問題が。まずダミーボルトですが、キングアームズの付属品を入れるとメカボに干渉して組めません。そこでジャンク箱からGURDER(?)を引っ張り出して入れてみます。変な形のHOP調整ダイアルと擦れてますが、なんとか閉まるのでコレを使います。さらにダストカバーストッパーのノッチが浅くて閉まり切らないのでコレもGURDER(?)製を流用します。

ストックはG&Pのナイツスナイパータイプかマリーンタイプのバッテリーストックかで迷ってました。そんな時にタムタム相模原店のマルイアフターパーツコーナーでA2用固定ストック一式を見付けて購入。やっぱりスナイパーは固定ストックでしょ♪ただ、この4点で約5,000円。う~んビミョーに高価。でもそこは信頼のジャパン品質、バッテリー内蔵式のうえ、アクセスもワンタッチだしね。残念ながらビス類と、スリングスイベル、バッファ-リングがありませんでした。ネジ類はとりあえず汎用品を流用。リングは固定ストック用の手持ちがなかったので、伸縮ストック用を加工して代用します。

これでようやく完全な形に出来ます。組み立てて作動確認と弾速測定をしてみます。セミオートのキレは良く1発毎にピタッと止まるようになりましたが、この時にトリガーがリターンスプリングの力だけでは戻ってきません。トリガーフィーリングもイマイチなのでココはもう一度調整しましょう。で、とりあえずこのまま弾速を測ってみます。250mmバレル用ステンレス穴開きシリンダーとM80スプリングを370mmTNコートバレルに組み合わせた状態で平均0.30J、ショボっ!やっぱりシリンダーはフルストロークじゃなきゃダメか。それともどこかで空気漏れてる?

で、またまたバラして調整とパーツ交換を。まずはトリガーから。SEMIポジションではギアのカムと連動したカットオフレバーによってスイッチブロックが持ち上げられてトリガーから外れます。この時、トリガー上端の爪部分がブロックの底に引っ掛かって戻りが悪くなるようです。なのでこのトリガーの爪を、スムーズに戻るようになるまで慎重に削ります。仮組みしてモーターを装着、動作確認してみます。セミオートのキレ、トリガーの戻り共に良くなりました♪因みにモーターはメタル軸受けのイーグル「HUMMER1000」、グリップエンドはシステマのローノイズタイプ。

次にポンプ系のパーツを交換します。ステンレスのフルサイズシリンダーとM100スプリングは どちらもライラクス製。バレルは最近話題の「参式滑空銃身」も含めていろいろ迷いましたが、結局いつもの「TNパーフェクトバレル」の500mmをチョイス。このスペックで組み上げて再度出力測定してみると0,9~0,94J♪ この数値なら、環境の変化で多少変動しても規定値を超える事は無いでしょう。これで、ようやく中身は完成です。

ある休日の朝、ネットを見ていたらUFCのタンゴダウンタイプバイポッドが通常価格の半額セールに。欲しかったタイプなのでソッコークリック。大阪のトイガンショップ「FOURSTAR」で。土曜の午前中に注文して、翌日午後には受け取り。このショップ、いつもながら仕事が速いです。 さっそく取り付けて写真をパチリ。ただ、商品自体はやっぱりUFC品質。半額なら、まあ我慢出来るってレベルです。樹脂製の足に一体成型された高さ調整用ストッパーの掛かりが弱く固定されないので一旦バラして加熱、矯正して組み直します。

また、レールへの固定用ビスがハンパに長く、畳んだ足に干渉するのでスペーサーを挟んで調整します。マウントベース部分と本体は、左右の傾斜と首振りが出来るように可動式の接続になっています。が、足を畳むとここがカタカタ動いてチャチいので位置決め用に、2本の足の間に挟まるようにグリップを装着します。

このG&Pのフォールディンググリップは構造上やや幅があり、畳んだ足のガタを押さえるのに丁度いいサイズです♪同一メーカーなのでレールとの相性もバッチリです。さらに最近流行り(?)のポリマー製フィンガーレスト付きトリガーガードを装着。スコープは対物レンズ50mmでフード付きのゴツいタイプを新調したいんですが、さすがにもう予算オーバー!です。まぁ、手持ちのタスコズームスコープでも機能は十分なのでとりあえずこの仕様で試射してみます。

が・・・。トリガーストッパー(セイフティーレバー)の戻りがイマイチ悪く、たまにトリガーがロックしてしまいます。なんかスッキリしないのでもう一度バラしてチェック。レバーのリターンスプリング先端がメカボの内壁に当たって、動きを妨げているのが原因のようです。ラジオペンチを使って、コレをメカボと干渉しない形状に修正します。これでようやく、(スコープ以外は)イメージ通りに完成しました。う~んっ♪、カッコえぇ?

唯一のマルイ純正パーツ、固定ストックがテカテカに光っててビミョーですが、念願のフルサイズライフルがコレクションに加わりました。 記念に2挺のM4と並べて写真を♪重量はこの状態で約4,5kg。なんか、重い?