005 TRINITY EVOLUTION

これが2,000円。電車待ちの暇つぶしに立ち寄ったのが吉。

この車もいつもの中古車コーナーでGET。パープルアルマイトが眩しい、トリニティーエボリューションです。(バラす気なかったので写真撮り忘れました) どうやら、組んだだけの完全未走行車です。全体に埃を被っているのと一部スチールパーツに錆が浮いているだけの極上車です。これが2,000円。電車待ちの暇つぶしに立ち寄ったのが吉。
それでも一応クリーニングはしておきましょう。金属パーツはシンナーで洗います。きれいなアルマイトが剥げない様にあまりシャカシャカしません。そんなに汚れてもないし。
このモデルの売りである「トライダンパー」もバラします。オイルは結構抜けてましたが、あらら、スゲーきれい。Oリングもこのまま使えそう。ってか、サイズが特殊なのでこのまま使います。
樹脂パーツは中性洗剤で。こっちもほとんど汚れてません。埃を落とす程度に。
スチールパーツはかなり錆びてました。クレの「ラストリムーバー」で落とします。外国製のキットでは表面処理の無い「鉄」パーツが結構ありますが、何故でしょう? 絶対錆びるんですけど。(新品キットなのに錆びてたり・・・)
で、磨きます。ハイ、ピカピカです。スチールパーツは組む前にしばらくクレ556に浸けておきます。組む時も油膜が残るように軽く拭くだけにします。
板物は全てカーボンです。その昔アメリカの「D&Dグラファイト」ってメーカーがカーボンプレートを売ってました。(今もある?)チョー高いし、店にもあんまり置いてなかったのでよく見た事ありませんでしたが。この板、似てます。昔のヨコモの純正カーボンパーツも同じで、こんな感じでした(ドッグ系ね)。この風合いってなんかアメリカっぽい感じ。その後国内では「Big Wave」ってメーカーが自社製造で低価格化に挑戦しましたが、焼きとプレスが甘く硬度が出てなくて・・・(結局、最後は東レの板売ってたような?)。時は移り、カーボン板も今は比較的安価で種類も多いので自作派には助かります♪
樹脂パーツは乾燥後アーマオールで 拭いておきます。
洗浄が終わったアルミパーツ。アルマイトの色味に少々バラつきがあります。(色的にHPI用のパーツがスペアで使えそうです)
ダンパーも組立てます。これだけを見てもこの車が未使用品である事が分かります。(ボールソケットが全く汚れてません)
で、それを組んでみます。今までアソシのフリクションパッドしか使った事無いのでセッティング分かりません。(笑) とりあえず3本とも同じオイル入れてみましたがロール側は伸び・縮みで左右同時に効くため少々硬いかも。スプリングテンションと合わせていろいろやってみましょう。
こちらはその下の階。この車は「メザシ」のストレートバッテリーをセンターに縦積みします。なのでモーターポッドのピボットボールは後ろ側の1個しかありません。シャーシとポッドの位置関係を保つ為に両側にターンバックルのリンクを備えます。ここのエンドパーツは最近増えてきたクランプ調整式です。これ、長持ちするので好きです。
フロントサス。機能的にはアソシのINDサスと同じです。ただしアッパーアームがターンバックルなのでキャンバー、キャスターとも無段階です。つまりフルアジャスト。セッティング幅が広いって事でしょうが・・・。ワタシにはかえって迷惑(笑) アクスルシャフトがアソシよりも太いのでアソシ(ってかヨコモ)のホイールが使えない?
ハイ、裏側です。傷ひとつありません。組んだだけです。もともと誰が買って、どうして手放したのかストーリーが全く見えません(笑) でも2,000円。ラジ天カードのポイントが1,000円分あったので支払いは1,000円札1枚。ラッキー、ラジ天エライッ!
最強プロテン「アソシRC-10L2」との比較。なんとホイールベースが1/2インチほど短い事が判明。バッテリー搭載位置、リアサス形式、ホイールベース、これだけ違うと走りの差はどれだけあるのか?「10L」がオンザレール感覚なだけに楽しみです。もともと1/10ツーリングってカテゴリーが無かった頃、プロトフォームやマッカリスター、ボーリンクといったメーカーがプロテン用にストックカーボディーを作ってました(今も?)。この9インチ(?)幅ボディーは今ではほとんど見かけませんが、1/10GP用200mmならナロートレッドに装着できます。
ストックカーボディーにポッドウイング立てたプロテンのスピードはハンパではありません♪ 周りの23ターン4駆ツーリングの人たちはかなり引きます。&ワタシには手に負えません(笑) 240mm幅のストックカーボディーが手に入ったら続きを・・・。