018 ABC HOBBY GENETIC

結果的に4年間(!)眠っていたジェネティック

2005年になった頃、いわゆる「ミニサイズ」シャーシが欲しくなって色々物色してました。そんなある日。オークションで、YR-4を ミニサイズに変換するフェニックス製コンバージョンキットをGETしました。駆動系は前ベルト以外はまんまYR-4なので手持ちのパーツやセパレートバッテリーがそのまま使えて、スペック的にはハイエンドツーリング並みに出来ます。なのでコイツ、小さめのカーペットコースでラジアル(パターン)タイヤを組み合わせるとツーリングより速いです。だから特に不満な点はないんですが、ベースがYR-4だから絵的に新鮮味がなくて・・・。
で、新発売のABCホビー「ジェネティック」(キューブ)をアキバ洛西モデルで購入。ついでにチャンプで安売りしてたESC,「ヨコモGM V12」も購入して搭載。さらに標準の樹脂製オイルダンパーを、京商本社ショップで投げ売りしてた減衰力5段階調整式のアルミ製に交換。モーターは新調した23tストック。これで出撃準備は完了! ただ。この時期からMTB(チャリ)への興味の方が強くなりこの状態で出番が無いまま部屋の片隅へ・・・。
結果的に4年間(!)眠っていたジェネティックですが2010年春!最近のミニシャーシの盛り上がりで、めでたく再登場。しかもブラシレスモーター搭載!。(10Lに積んだまま走れずにいたヤツをいただきッ)このクルマ、ノーマルFRPシャーシだとバッテリーはストレートパックしか使えません。ワタシはセパレートしか持ってないうえに全てヘタッてます。なのでこの機会にリチウム系にスイッチするつもりですがリポかリフェかで迷ってます。とりあえずはスターター用に使っている1700mAを使って試してみます。
Mサイズボディーも種類が増えたので色々載せてみたいんですが、まずはスペアで用意していたタミヤミニクーパーを消費(?)します。ジェネティックのフロント側ボディーマウント位置はタミヤに合わせてあるので、ボディーの穴は後ろ側だけ開け直します。(ただし穴径は全て広げます)せっかくなのでR/Cらしくフレアーパターンのブラシ塗装を。いつもの白・黒・青・銀+パールを使います。パールのみファスカラー+アクリルシンナーで。ちなみにマスキング順を間違えました。次の写真と見比べてどこだか解った人、ペイント通。
マスキングでヘマしたり缶スプレーの黒がない事に気付いて途中で買いに行ったり、テンション低めです。気のせいか塗料のノリも悪く?ブルーがいつもより薄いですが、ひとまず完成♪。「ヤバい、ちょっと速そうな感じになっちまった!」(笑) いいや、ゆっくり走ろっ。そうそう。マスキングミスの答えは、最後に塗るハズだった白の部分がムキ出しだった事→お陰で何度も塗り重ねるはめに。
クルマ、モーター、ESC。どれもおニューのシェイクダウンです♪。V-ONEから2.4GHz受信機外すのめんどくさかったのでプロポはKOプレシオスが再登板。いざ、出撃!。どりゃ~!!!。・・・う~ん。すべてにおいてフツー(笑)。アクセルオフの転がりはブラシモーターより軽い?。パンチはないけどスルスルと加速は早い、みたいな。ブラシでいうところの19ターンとか?ハンパな感じ。トリガーを2度ブレーキ側に押すとリバースに。スゲー使いづらいんですけど。このESC、売れ残ってた訳が分った・・・。
ほんの数分パーキングロットを走っただけですが ピニオン&スパーがけっこう小石を拾ってます。オプションでポリカ製のギアカバーがあるようなので試してみましょう。あと、車高がちょっと低すぎました。ダンパーのセットはこのままで、前6mm後ろ7mmぐらいにしてみます。ところで、ミニサイズのクルマで全備重量が1,300g超えってどうなんでしょう? 動きを見ててもイマイチ軽快さに欠けるんですが。やっぱり軽量なリチウム系バッテリーを試してみたいのでアキバのショップ調査に行きますか・・・。

4年も放置してたくせに突然カスタム開始!

4年も放置してたくせに突然カスタム開始!(笑)まずはパーツを揃えます。リアサスをボールヒンジからシャフトにする「H」部品と周辺小物を少々、アルミステアリングラックとサスホルダー、&今回の目玉、アトラス製の「インボードサスコンバージョンキット」。で、早速コンバージョンキットを組んでみます。元々コイツはアトラスの「Beat」用なのでジェネティックに組むにはアッパーデッキに穴あけが必要です。(ワタシの車は純正ダンパーではないのでキット指定の穴位置とは若干違います)
完成するとこんな感じになります。構成が複雑になった分遊びが増えて動きが曖昧になると思ってましたが、アルミパーツの精度が良く、ボールベアリング4個付きなのでカッチりと仕上がります。なかなかイイ感じです♪さすがミワホビー製。ただしオリジナルではこのクランクの台座に当たるパーツにボディーマウントがあるので、マウントポストを新設しなければなりません。(ミニクーパーはフロントのオーバーハングが極端に短いのでバンパーのポスト位置は使えません)
そこでバンパー固定用の穴を共用してアルミのポストを取り付けます。今回はノーズの高いミニクーパーボディーなのでマウントポストも高く、インボードサスの効果がありません。が、今後スポーツカータイプのボディーをベタベタに低く搭載する時に威力を発揮するでしょう♪ ボディー選びが楽しくなります。
アキバ調査の結果、リチウム系は見送り(!?) だってこのNi-MH3,000mAが1本1,800円!っス! とりあえず今はジェネティックにしか使わないからその分を3本購入。それでも5,399円ナリ。同じ容量のリチウム系1本分並みのチョー低価格! 同一ブランドの3,600mAで2,300円ってのも迷いましたが、持った感じこっちの方が軽かったので。製造メーカーは「YUNTONG」って、モロ中国製ですが京商ブランドなので心配ない?でしょう。
こっちはKOの2.4GHz受信機の廉価版、「210S」。2.4GHzなのに税込み3,308円!やすっ。サイズは上級グレードにはかないませんがそれでも十分に「小型」です。安い分スペックが落ちる(らしい)のと、見た目が妙にチャちィですが値段を考えれば問題ないでしょう。
一通り装着して5~6パック走ってみました。リアサスは標準のボールヒンジでセッティングを進めてみましたが、どうもコーナリング中のトー変化?で「巻き」ます。なのでHパーツに交換し、バネを強め、フロントをトーイン1度に。スロットルオフで切れ込むのは相変わらずですが、なんとか攻められるぐらいのレベルに。HPIホイール+ライド製タイヤが食いすぎかも。ここもいろいろ試してみましょう。
突然ですが。桜が散る頃、新橋の「タミヤプラモデルファクトリー」へ行きました。このショップ、R/Cパーツをランナー枠単位で売ってたり汎用小物が豊富です。仕事帰りに立ち寄れる新橋のおとーさん達が羨ましい。地下のR/C関連フロアでタムギア用のポルシェ935塗装済み完成品(3,990円)を購入。ジェネティックに積んでインボードサスの威力を試したかったんですが・・・。タムギアってホイールベースが短くて、ダメでした。
そこで以前から使ってみたかったABCホビー製のランチャストラトスをアキバのチャンプで購入。カレラⅣミニ用だかでホイールベースが妙に短いですが実車の雰囲気がよく表現されてます♪。これを、もちろんアリタリアカラーのラリー仕様に! 3時間かけてマスキング、さあ塗ろうって時に雨が。玄関先で緑を塗ったもののカブってムラに。テンション落ちたので今日は中止、写真をパチリ。
ライトポッドと合わせて6灯全て点灯したらカッコイイと思ってサンワのLEDライトコントロールも購入♪。ただしドリパケボディーなどとちがい、ランプインナーパーツが無いので自作します。まず100均で使えそうな「ブリスター」包装を探します。今回は半球形のラバー製滑り止めとコード用フックのがピッタリ♪これをカット、メッキテープを貼ってLEDを取り付けます。本体への固定は両面テープで仮止め後、ビニール系クリヤーボンドで。合計12灯分の配線を回転部等に干渉しない様にボディー裏にキレイにまとめて固定します。
じゃーん!完成。コンセプトは「無改造」。塗装と電飾だけの仕上げにコダワりました。ホイールはSPICEの黄色でそれらしく。タイヤは4本ともシミズ製でフロント36、リア24の組み合わせをテスト。ボディーマウントポストはフツーのタイプですが最小限でカット、目立たないように。フロントカウルのエア抜き用ルーバーのステッカーを前後間違えて貼ってしまいましたが1m離れると分らないからいいや。
せっかくなので以前バラクーダ用に作った、シェブロンのストラトスとツーショット。ABCのを見ちゃうとシェブロンのはデフォルメのし過ぎで、違う車になってます(笑)。で、梅雨明け猛暑日の炎天下、さっそくパーキングロットでバッテリー1パック分のテスト。ライト全開で向かって来る姿に感激!、真夏なのに気分はモンテカルロ!? が・・・。この時期の路面温度は約60度! ソフトなスポンジインナーのせいか、タイヤの消耗がハンパじゃないです。これじゃ1パックもたないかも。
そこでやや持て余しぎみのブラシレスから23Tモーターへ積み替え,ESCは結局GM V12XCを。ただし23Tとはいえ真夏の屋外で1パック全開で走るとモーターがハンダコテなみ(笑)に発熱するので7.2vファンを2連で装着。それでもモーターの発熱がひどく、電飾どころじゃないので、ボディーをあっさりミニに戻します(笑)。この車で23Tモーターと3,000mAhの組み合わせだと15分以上走りますがラスト5~6分は熱ダレで明らかにスピードダウンしてます。う~ん、何とかしないと・・・。
だからって訳じゃないですが、盆休みの暇つぶしでアキバを徘徊してる時、リポバッテリーと充電器を衝動買いしちゃいました。バッテリーは3,200mAの20Cが処分特価の2,520円。充電器はデザインとコストパフォーマンスで以前から気になっていた韓国マッチモア製の「ハイブリッド」をGET。バッテリーはさすがに軽く、ハードケースなのに208g。今のNi-MH3,000mAが342gだから-134g!。この重量差なら効くでしょう♪。
ただしこのバッテリー形状では標準のマウントに干渉してそのままでは積めません。そこで思い切ってグラステープ留めにする為にシャーシを加工します。前後のマウントパーツを取り外してテープ用スリットと肉抜きの穴を開けます。バッテリーを両面テープでシャーシに貼り付けてグラステープで固定します。これなら少々の衝撃で外れる事はないでしょう。この仕様で1パック走らせてみましたが、車からバッテリーをすぐに降ろせないのが、やっぱり不便です。
そこでアルミ材を加工して位置決め用のホルダーを製作。シャーシには寸法的に余裕がないので慎重に位置を決めて装着。バッテリーの固定はヨコモのストラップで。これで簡単にバッテリーの積み降ろしが出来るようになりました。この機会に、いい加減スリ減ったタイヤを新調してセッティングをし直します。
スペーサーでスプリングテンションを調整するダンパーはセッティングが面倒なので、アソシTC3用のスレッデッドショックに交換しました。Lipoによって車重が軽くなった分スプリングを弱めのタミヤ製に交換。フロントはトーアウト1度、前後共にキャンバー-2度。更にモーターを540に交換して1パックの走行。モーターのせいで全体にトロいですがトーアウトにした分アンダーステアで走らせやすいです。ただしそれでもリアが巻き気味なのでノーマルサスに戻してトーインを約3度と強めに付けてみます。
ここまでのセッティングの方向が良かったのか、パーキングロットではかなり安定して周回出来るようになりました。(ただしアンダー強め) 何度も小石を拾ってガタガタになったピニオン&スパーを64ピッチに交換して、ひとまずセットアップは完了。9月も半ばを過ぎ、やっと涼しくなってきました。路面温度も下がりタイヤの「持ち」も良くなってます。しばらくはこの状態のままで大丈夫でしょう。ミニサイズの車でセッティングが決まると荷物がコンパクトにまとまり、手軽に遊べます♪ ラジコン仲間のジェネティックとツーショット♪