まずはギアボックスの位置決めと固定なんですが、ここでいきなり問題が。
今回ファイナルギア構造までは再現しません。
なのでギアボックスが車体前部と干渉して出力軸を正規の位置にレイアウトできません。
そこでギアボックスのこの部分を切り取ってしまいます。
それでも出力軸に圧入されたピニオンギアが車体に当たってしまいます。
なのでこれは車体側に穴をあけて逃げを作ります。
この穴は後で表面全体に薄い金属板を貼り付けて塞ぎます。
![](http://sonicmoon.net/hollowpoint/files/011-2-1024x768.jpg)
これでギアボックスが収まったので固定しますが、後々のことを考えて脱着式にします。
ギアボックス側面に接着したガイドと車体側のプラバンが噛み合うように位置決めします。
同じくプラバンで組んだパーツにM3のボタンビスを通して車体下部に埋めたナットに締め込みます。
![](http://sonicmoon.net/hollowpoint/files/012-3-1024x768.jpg)
続いていよいよRC戦車の見せ場のひとつ、サスペンションを作っていきます。
構造的にもシンプルな実車同様のトーションバー方式で作ります。
まずキットのスイングアームを加工して、トーションバー用のピアノ線を通しておきます。
(タミヤのキットを選んだのは、この部分の強度がありそうだったからです)
サスペンションの反発力で車体が浮いてしまうとカッコわるいので今回はやや細めの0.5mmピアノ線を使います。
![](http://sonicmoon.net/hollowpoint/files/013-3-1024x768.jpg)
これを車体のピボット穴に通してから先端を折り曲げて位置決めし、プラバンで固定します。
この時スイングアームが下がって反発力が強くなり過ぎない様に気を付けます。
左右のロードホイールの一番前と後ろの四か所は、スイングアームにやや強く角度が付く様にして履帯を装着した時の張力に負けない様にします。
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