ストリームライトTLR-1s 修理

TOY GUN


5年ほど前、北米に出張したサバゲー仲間の友人が買ってきてくれたストリームライトのTLR-1sです。
「S」はストロボ機能が追加された新型でした。
当時のレートで1万円ぐらいだったのでコストパフォーマンスが高い「本物」です。
さすがに作りもしっかりしていて精度も高く、明るさも十分です。


ただ。
久しぶりに45オートに取り付けて遊ぼうとしたら、なんか変です。
ボディー後部のフタがしっかりと閉まりません。
ありゃ、ロック部分が割れてやがる。
バッテリーを入れたまましばらく放置したのがマズかったか?


ネットや秋葉原で純正のスペアパーツを探してみましたが見つかりません。
やれやれ。
じゃあ、また自分で直してみるか。
モノが小さいくせに結構な力が掛かる部分なので、金属でしっかりと補修します。
ジャンク箱にあった充電式ドリルドライバー用のバッテリー端子が使えそうなのでコイツを加工します。
まず、写真上の形状を下の様に削ります。


これをフタ部分に瞬着で固定して、2㎜のヘックスボタンビス2本でガッチリ締め付けます。
このフラッシュライトのスイッチレバーは固定ビスを中心に左右にひねって使います。
なので取り付ける金属パーツはこの稼働域に干渉しない形状にしておきます。


金属パーツ先端は、本体の固定用レバーの爪に引っかかる様に折り曲げておきます。
実際にフタを閉めてロックレバーで固定するとこうなります。
本体とフタの間には防水用のゴムパーツが挟んであるんですが。
標準の状態では防水性を高めようとココの締め付けがキツくて、フタの樹脂が耐えられなくて破損した様です。
今回はココにテンションが掛かり過ぎない様に調整しました。(ワタシはシールズ隊員ではないので防水性は二の次です♪)


さらに、ロックのテンションと共に破損の原因と思われる部分です。
バッテリーを押さえつつ回路になるスプリングです。
コイツも線径が太くテンション高すぎなので、ひと巻きちょいカットしてしまいます。
ただしココはあんまりテンションを弱くしてしまうと接触不良を起こしてしまうのでちょうどイイ具合に調整します。


これでTLR-1sが復活しました。
ストリームライトをお持ちの方はフタが割れてしまう前に締め付けテンションを弱める対策してみてはどうでしょう。
復活記念にシュアファイヤーのX400風と並べて。
ちなみにこのX400風。
ストロボ機能は省略?されていますが、クオリティーは悪くないです。
照度もこのTLR-1sと比べて遜色ないです。

ワタシはフラッシュライト好きなので、まだまだ増えていきそうです。

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