1/35 ラジコンキングタイガー 迷彩塗装(その2)

MINIATURE


3色目のレッドブラウンを塗ります。
迷彩のベースに一番明るいダークイエローを塗ってあるので発色が良く作業時間も短縮できます。
ホイール類はどーせ汚してしまうので迷彩はかなりテキトーです。


ここから、この戦車が戦場で使い込まれた感じを出すためのウェザリングを始めます。
ただ。
車体の汚し加減にキャタピラのウェザリングを合わせるのは苦労しそうなので、先にキャタピラの作業を済ませてしまいます。
まずハンパな黒染めでムラだらけの金属履帯に「赤サビ風」の塗装をしておきます。(写真の上の状態)
レッドブラウンにクリヤーのレッドとオレンジを混ぜてツヤを落としたラッカーを使いました。


次に評判が良さそうなクレオスの「ウェザリングペースト」を使って泥汚れを表現していきます。
まずは筆を使って全体に塗り付けておきます。
履帯の接地面や裏側の転輪が当たる部分は、ペーストが乾く前に綿棒で擦っておくとそれらしくなります。
このラジコンキングタイガーを始めた理由のひとつにもなったロシア映画「T-34レジェンドオブウォー」。
イブシュキン少尉が宿敵イエーガーと出会うネフェドボ村の戦車戦。
今回は、あのぬかるみで戦った戦車がそのまま任務を続けた感じを出したいなと。
なのでイメージは工事現場のブルドーザーです。


でも、模型の見映え的に汚くなり過ぎない様に気を付けます。
不自然に固まったり筆跡やゴミが付いている所をていねいに拭き取った状態がこれです。
ペーストが完全に乾くと本物の泥みたいでイメージ通りです。
このペースト、確かに。
簡単でイイかも。
早く走らせてみたいです。

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