ヨコモMX-4 あの正美カラー

RC CAR


アキバのラジコン店やネットで色々調べてみたら、タミヤのこの「TRF511」用のボディーが使えそうです。
ただコレもバリバリの現行車ではなく、市場在庫だけみたいで数は少ないです。
いくつかのネットショップを比べて一番安かった「ジョーシン」で購入。
送料込みで3,290円。
さっそくカットして搭載の準備を始めます。


このボディーをシャーシに合わせてみて分かったんですが、ボディーのノーズ部分の幅が狭くてアッパーデッキに干渉します。
そこでアッパーデッキの幅を狭くした形で作り直します。
この車が登場した97年の世界戦、そのプロトタイプをイメージした形状にしてみました。
コレを3mmのカーボン板から切り出します。


オリジナルではステアリングのクランクポスト上端部が延長されアッパーデッキで固定されます。
この部分も同じくボディーに干渉するので、このポストを真鍮パイプから切り出して短くします。
上端部をアッパーデッキで固定できなくなるので剛性は落ちますが、クランクポストが約5mm低くできるのでボディーとの干渉はなくなりました。


中性洗剤で洗ったボディーを乾かしてからマスキングして塗装の準備をします。
この写真を見てピンときた人はかなりのラジコンマニア。
せっかくヨコモの名車を復活させるので、今回は「あの」カラーリングを再現してみます。
北京滞在中にポリカボディーを塗装した時、スプレー塗料の希釈には現地で購入した車用の「ブレーキクリーナー」を使いました。
なので今回もクレのブレークリーンを試してみたんですが、全然ダメです。
塗料が分離してドロドロになるだけでした。


う~ん。
どうしたものかと困った挙句に目の前にあった、プラモ用の「真溶媒液」を使ってみます。
コレ。
古くなって固まりかけたラッカー塗料を復活させる為の溶剤なんですが。
なんと、ポリカ用スプレー塗料がバッチリ希釈できます!
すでに有名な話?なのかもしれませんが、ワタシ的には大発見でビックリ!
もちろんエアーブラシのハンドピースの洗浄にも使えます。


で。
サクサクと塗装が進み、完成したのがコレです。
89年にあの広坂正美選手が初めてヨコモの4WDでワールドチャンピオンを獲得した時のカラーリングを再現してみました。
(このMX-4もドッグファイター直系なので)
せっかくなので同じカラーで塗装した「YZ870C」スーパードッグファイターと並べて記念の1枚♪
←前へ MAKINGPAGEへ→

コメント