タミヤF350クローラー

RC CAR

板バネサスペンションのリアル系ラジコンカー、タミヤF350をリンク式のロッククローラーにカスタムしています。
オークションで格安ゲットしたこの未走行車には、エンジン音やライト類を制御する「マルチファンクションユニット」が装着されていました。
もちろんコレをそのまま使いますが、そのスピーカーBOXは低音を出す容量を確保するために車体左側に大きく張り出しています。

このクルマは荷台を外してロールバーを組んだ仕様にする予定です。
むき出しになる車体後部に余計な出っ張りがあるとカッコ悪いので、このスピーカーBOXを小型化してしまいました。
小型化する前と比べても音には特に問題ないのでこのまま進めます。

アマゾンで購入したパーツが届きました。
1.9インチのアルミ削り出しホイールです。
リムのリングを鬼のような数のビスで固定するビードロックタイプで、ディッシュ部分はキレイにアルマイト加工されています。
コレが4本セットで驚きの3,290円、送料無料。

同じくタイヤもアマゾンで。
もちろんクローラー用で外径108mmのモノを購入。
こちらはインナースポンジ入りの4本セットで2,299円。
ホイールもこのタイヤも中国製ですが、中国のショッピングサイトから直接買うより安いし早いです。
アマゾン、スゲーな。

タイヤ・ホイールも揃ったのでサスペンションをリンク式にするためのパーツを準備します。
まずはリンクをアクスルホーシングに固定するためのブラケットを作ります。
アルミ材からパーツを切り出して成形します。
切断箇所を最小限にするために、勝手違いの同一形状をコの字断面の材料から切り出せる寸法にしました。

さっそくコレをホーシングに取り付けてみます。
オリジナルの板バネ固定用のビス穴をそのまま使います。
前後の上下左右はそれぞれ共通の形状です。

さらに車体側のブラケットを作ります。
ココには重いバネ下の荷重が集中するので3,3mm厚のカーボン板から切り出してパーツを作ります。
左右対称で作った2枚のパーツをスチール製のラダーフレームにあるビス穴をそのまま使って、4ヵ所づつでガッチリ固定します。

そしていよいよ肝心のリンクなんですが。
ネットで使えそうな既製品を探してみましたが、丁度イイものが見つかりませんでした。
なので、試作を兼ねてアルミパイプで自作することにしました。
上下それぞれの長さに切ったパイプに全ネジシャフトを通してボールエンドで固定します。

このリンクシャフトを車体側とアクスル側のブラケットに取り付けるとこんな感じになります。
これで一気にクローラーらしくなりました。
リンクの動きの確認や調整は実際に走らせながら見ていきます。

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